映画「仕掛人 藤枝梅安2」を映画館で観てきました。
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映画「藤枝梅安2」は池波正太郎原作の映画化藤枝梅安シリーズ第2作目だ。前作に引き続き豊川悦司主演で片岡愛之助が脇を固める。前作「藤枝梅安」は予想以上によくできている時代劇だったし、まったく飽きずに引き込まれていった。天海祐希が実に良かった。期待して映画館に向かう。
前作の最後にオマケがあり、梅安(豊川悦司)と京に向かう旅の途中で相棒彦次郎(片岡愛之助)が昔妻をてごめにした侍(椎名桔平)を見つけるシーンで終わる。うーん、2作目は復讐がテーマかと。実際に予告と同じ流れで始まる。しかも、椎名桔平演じる長髪のならず者とその仲間5人が京の遊郭に乱入して荒らすシーンが映っていく。実際すごいワルなのか?このならず者が昔の姿で今は普通の侍になったのか?
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2人は見つけた侍を追っていく。でも、前半戦で何か復讐の動きがあるのか?しかし、この映画のストーリーはそれほど単純ではなかった。その侍の行き先は藤枝梅安が目指した墓所と同じだ。梅安とご縁があったのだ。2人に共通した恩人がいる。そんな悪いことをするような奴なのか?ある事実がわかると同時に、複雑な展開になっていくのだ。
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イヤー!これもおもしろかった。
前作は豊川悦司も良かったけど、天海祐希のワル女将でもっている部分もあった。2作目は経済学の限界効用逓減の法則のようにすこし落ちるかと思ったら、そうではなかった。ストーリー展開がどうなるかわからず、どうなっていくんだろう?と興味しんしんに見入った。この映画の作品紹介は最小限に留めておいた方が良さそうだ。
相棒彦次郎の復讐がポイントになるかと思ったが、もう一つ別の復讐を用意していた。しかも、殺しの仲介者として、前回は柳葉敏郎を用意したが、今回は石橋蓮司を登場させる。これがまたうまい!その情婦は高橋ひとみだ。天海祐希のような貫禄を感じさせる。(ちなみに高橋ひとみは自分の実妹と塾の同級生、小学生から背が高かった)
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佐藤浩市演じる浪人にお供する一ノ瀬颯演じる美少年剣士も味がある。この映画はキャスティングに成功している。それぞれに活躍の場を与える脚本も見事だ。監督の河毛俊作が巧みにまとめる。じっくりとストーリーの流れに身を任せて堪能してほしい作品である。
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映画が終わっても帰らないでほしい。エンディングロールが終了して、席を立ったら、またオマケがあった。クレジットに名前があり、アレ?と思った人物が出てきた。名乗るとまた、大物である。楽しみだ。

映画「藤枝梅安2」は池波正太郎原作の映画化藤枝梅安シリーズ第2作目だ。前作に引き続き豊川悦司主演で片岡愛之助が脇を固める。前作「藤枝梅安」は予想以上によくできている時代劇だったし、まったく飽きずに引き込まれていった。天海祐希が実に良かった。期待して映画館に向かう。
前作の最後にオマケがあり、梅安(豊川悦司)と京に向かう旅の途中で相棒彦次郎(片岡愛之助)が昔妻をてごめにした侍(椎名桔平)を見つけるシーンで終わる。うーん、2作目は復讐がテーマかと。実際に予告と同じ流れで始まる。しかも、椎名桔平演じる長髪のならず者とその仲間5人が京の遊郭に乱入して荒らすシーンが映っていく。実際すごいワルなのか?このならず者が昔の姿で今は普通の侍になったのか?

2人は見つけた侍を追っていく。でも、前半戦で何か復讐の動きがあるのか?しかし、この映画のストーリーはそれほど単純ではなかった。その侍の行き先は藤枝梅安が目指した墓所と同じだ。梅安とご縁があったのだ。2人に共通した恩人がいる。そんな悪いことをするような奴なのか?ある事実がわかると同時に、複雑な展開になっていくのだ。

イヤー!これもおもしろかった。
前作は豊川悦司も良かったけど、天海祐希のワル女将でもっている部分もあった。2作目は経済学の限界効用逓減の法則のようにすこし落ちるかと思ったら、そうではなかった。ストーリー展開がどうなるかわからず、どうなっていくんだろう?と興味しんしんに見入った。この映画の作品紹介は最小限に留めておいた方が良さそうだ。
相棒彦次郎の復讐がポイントになるかと思ったが、もう一つ別の復讐を用意していた。しかも、殺しの仲介者として、前回は柳葉敏郎を用意したが、今回は石橋蓮司を登場させる。これがまたうまい!その情婦は高橋ひとみだ。天海祐希のような貫禄を感じさせる。(ちなみに高橋ひとみは自分の実妹と塾の同級生、小学生から背が高かった)

佐藤浩市演じる浪人にお供する一ノ瀬颯演じる美少年剣士も味がある。この映画はキャスティングに成功している。それぞれに活躍の場を与える脚本も見事だ。監督の河毛俊作が巧みにまとめる。じっくりとストーリーの流れに身を任せて堪能してほしい作品である。

映画が終わっても帰らないでほしい。エンディングロールが終了して、席を立ったら、またオマケがあった。クレジットに名前があり、アレ?と思った人物が出てきた。名乗るとまた、大物である。楽しみだ。